安岐理加アーティストトーク 「堂々めぐり しるしをみつける / しるしをつける」 AKI Rika talk “never-ending cycle_find signs / mark signs”

2011年11月6日19時半より安岐理加アーティストトークを開催!

大変急ですが、日曜日に安岐理加さんによるアーティストトークを開催いたします。安岐さんは今年4月〜11月にかけて王余魚沢倶楽部のレジデンスアーティストとして約半年間王余魚沢を中心に青森での生活を経験してきました。そんななかで彼女のこの半年の経験を振り返って実践してきた生活について、そして「堂々めぐり」と銘打つ街歩きでのさまざまな発見についてお話いただきます。安岐さんがアーティストとして実践していることは、なかなか簡単には分かりづらいかもしれませんが、彼女との直接の会話を通してその思考の一端が伝わればと思います。また現在は青森県立美術館で今和次郎展、県立郷土館にて今純三と考現学展、ACACにて再考現学展、ホテル山上のすぐ近所の長島のAIRS06ではAIRSメンバーによる再考現学AIRS projectが開催中です。これらも合わせてお楽しみください。

ということで、以下詳細です。

【開催概要】
日    時:2011年11月6日(日) 19:30 – 21:00
参加費:500円(安岐さんによるなにかが振る舞われます)
定 員:15名(先着順)
会 場:Midori Art Center (MAC) @ ホテル山上
ゲスト:安岐理加 (美術家/路地と人)

【お問合せ・お申し込み】
Midori Art Center (MAC)
〒030-0862 青森市古川3-16-9
midoriartcenter(at)gmail.com ←(at)を@に変更してください。

主催:Midori Art Center (MAC)
協力:ホテル山上、青森公立大学 国際芸術センター青森 (ACAC)
助成:青森学術文化振興財団、アサヒビール芸術文化財団

【アーティスト情報】
安岐理加 AKI Rika
1971年生まれ。美術家。2010年より神田神保町にてオルタナティブスペース「路地と人」を6人で運営。「堂々めぐり」と題したフィールドワークプロジェクトを継続的に展開し、今年度は「販女の家」という行商プロジェクトなども展開している。詳細は下記参照。

ウェブサイト
安岐理加 >> http://www.akirika.com/
日記マイニチドウドウ >> http://akirikadaily.sblo.jp/
路地と人 >> http://rojitohito.exblog.jp/
販女(ひさぎめ)の家 >> http://hisagime.sblo.jp/

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DIY インテリアWS進行中(macリノベ) / DIY interior WS (MAC renovation)

MACでは9月中旬から10月末にかけて開催されるDIY インテリア・ワークショップに会場を提供しています。結構大胆にMACの空間を使って展示空間のインテリアをDIYによりいかに生成するかを参加者のみなさんと探求する試みです。作品の見え方がどのように変わるか、最終的にはその空間に実際に作品を設置して手作りによる展示空間のあり方を模索します。

一応最終的には
1)平滑な白い美しい壁面を生成すること
2)半透明の脱着可能な間仕切りをつくり、空間を有機的に分割する
の2点です。10月下旬までにワークショップを完了し、展示空間を公開します。

現在の進行の詳細についてはブログでのレポートをご参照ください。
リノベ—ションの様子【その1】

漆喰塗ってます

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DIY インテリア・ワークショップ参加者募集 / call for the participants for the DIY Interior workshop

Midori Art Cneter (MAC)を会場に、DIYによる展示空間づくりのワークショップを開催します。
趣味のインテリアではなく、作品を展示するための空間について考え、ホームセンターなどで入手できる一般的な材料による空間づくりを建築家と一緒に探求します。DIY、インテリア、展示空間設計などに興味ある方は是非ご参加ください。

【ワークショップ開催概要】
日 時:2011年9月17、18日、10月20日 13:00〜17:00
参加費:無料
定 員:10名(先着順)
会 場:Midori Art Center (MAC) @ ホテル山上
講 師:蟻塚学(建築家/弘前・広島)

【ワークショップ成果公開展】
日 時:2011年10月29、30日 、11月6日 13:00~18:00
入場料:無料
会 場:Midori Art Center (MAC) @ ホテル山上

【クレジット】
主催:服部浩之
協力:Midori Art Center (MAC)、ホテル山上、蟻塚学建築設計事務所、山上知範
助成:青森市文化芸術活動振興基金

【アーティスト情報】
蟻塚学 ARITSUKA Manabu
1979年青森県弘前市生まれ。建築家。広島大学工学部建築学科を卒業後、三分一博志に師事し2008年に弘前と広島を拠点に蟻塚学建築設計事務所を設立。三分一のもとで培われた環境・地球という視点に加え、人の「生活」や「手」にふみこんだ思考を起点にすそ野の広い活動を行っている。「津軽の実験住宅」(2009)では実際に生活しながら素材を実験することで津軽における建築の可能性を広げることを模索し、第二回建築コンクールで受賞した「弘南鉄道プロジェクト」(2010)ではボランティアとの協働による地域貢献活動にデザインの知恵と工夫を盛り込み美しい駅舎をつくりあげた。現在弘前、青森、広島、熊本等の各地でプロジェクトが進行している。
http://www.aritsuka.com/

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近日中開催予定 / Evnets

展覧会(今週末開催!)
再考現学 B面展
2011年2月18日(土) 19:00 – 21:00
無料
国際芸術センター青森「【再考現学/Re-Moderologio】phase3:痕跡の風景」参加アーティスト4名の、制作の裏側を公開。作品のリソースとなったアイディアスケッチやメモ、そして機材などを展示する一日限定のドキュメント展。

展覧会(予定)
再考現学 CK展

2011年3月上旬開催予定
無料
国際芸術センター青森のスーパーテクニカルスタッフ椎啓(通称CK)がDIY的に作成した様々な展示グッズや施設を快適に利用する為の道具類の陳列展。木工のしぶい道具類が並ぶ予定。詳細未定。

exhibition(this weekend!)
Re-Modernologio B-side show
7:00 pm – 9:00 pm, February 18, 2012
free
We borrow the tools, equipments and resources those are essential for the artists’ production. Sometimes those byproducts are very interesting, because you could recognize the original idea of the artists or how they develop the artworks.

ehxhibition
Re-Modernologio CK show

free
ACAC’s super technical staff SHII Kei (CK) made a lot of tools and products for exhibitions using his DIY technic. It realy creative works!

mamoruアーティストトーク(終了いたしました)
日常のための練習曲について(etude for everydaylife出版記念イベント)
2011年9月19日(月・祝) 19:30 – 21:00
500円(ワンドリンク付き)
国際芸術センター青森「再考現学」展で作品公開中のmamoruによるトークです。今年4月に出版した書籍『日常のための練習曲』は、mamoruの活動の主要素を凝縮したようなものです。この本でご紹介している様々な日常の音の体験についてお話します。日々の感覚が少しだけ研ぎすまされるかもしれません。ACACでの18日のmamoruパフォーマンスを体験したうえでこちらのトークを聞くとちょっとした発見があるでしょう。

D I Y インテリア ワークショップ(MACリノベーションプロジェクト)(終了いたしました)
2011年9月17日(土) 13:00 – 18:00 (第1回目)
無料
MACの展示空間をグレードアップするリノベーションプロジェクトです。まずは9月17日に壁紙にも塗装できる室内用漆喰で一壁面をフラットにします。
ホームセンターなどで購入できる安価で一般的な材料を用いて展示用の空間をつくる実験的実践ワークショップです。
ご興味ある方は17日の13時にMACに集合してください。

下道基行トーク&上映会(終了いたしました)
「Re Fort PROJECT 5 screening & talk」
2011年7月30日(土) 19:30 – 21:30
500円(1ドリンク付き)※スペシャルメニュー=山口の地酒
15名(先着順)
ゲスト:下道基行 (アーティスト / 写真家)
Re Fort Project 5 DVD絶賛発売中 2,000円

奥村雄樹アーティストトーク(参加者絶賛募集中!)
「翻訳と密室」
2011年8月19日(金) 19:30-21:00
500円(1ドリンク付き)
15名(先着順)
ゲスト:奥村雄樹 (アーティスト)

mamoruサテライト展
etude for everyday life
7月30日(土) – 9月19日(月)予約制
無料
国際芸術センター青森「再考現学」展で作品公開中のmamoruによるささやかな展示です。
鑑賞ご希望の方は
midoriartcenter(at)gmail.com
までご連絡ください。

SHITAMICHI Motoyuki “Re-Fort 5 Screening & Talk”
7:30pm – 9:30pm, July. 30, 2011
500 yen (with 1 drink)
15 people
Guest : SHITAMICHI Motoyuki (artist / photographer)

OKUMURA Yuki, Artsit Talk “Translation and Invisibleness”
7:30 pm – 9:00 pm, Aug. 19, 2011
15 people
Guest : OKUMURA Yuki

mamoru Satellite Exhibition
july. 30 – Sept. 19 *with appointment only
midoriartcenter(at)gmail.com

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奥村雄樹アーティストトーク「翻訳と密室」

アーティスト奥村雄樹によるトークを開催します。
奥村はアーティストとしての活動と並行して、翻訳や通訳などの仕事も精力的に展開しています。彼は身体の可能性を探求するような作品を多数制作しており、言語を通じて思考することに対してもとても意識的な作家です。最近は、通訳という行為と「身元」との関係をめぐるプロジェクトを進めるなど、これまでの活動を統合するような方向へ向かっています。今回のトークでは、近年の作品を紹介しながら、その活動を「翻訳」という観点からおはなしいただきます。

日 時:2011年8月19日(金) 19:30-21:00
参加費:500円(1ドリンク付き)
定 員:15名(先着順)
会 場:Midori Art Center (MAC) @ ホテル山上
ゲ ス ト:奥村雄樹 (アーティスト)

【お問合せ・お申し込み】
Midori Art Center (MAC)
〒030-0862 青森市古川3-16-9
midoriartcenter(at)gmail.com ←(at)を@に変更してください。

主催:Midori Art Center (MAC)
協力:ホテル山上、青森公立大学 国際芸術センター青森 (ACAC)
助成:青森学術文化振興財団、アサヒビール芸術文化財団

【アーティスト情報】
奥村雄樹(OKUMURA Yuki)
■略歴
1978 青森生まれ
1997-2002 多摩美術大学油画専攻
2000 クイーンズランド美術大学(ブリスベン)に交換留学生として一年間在学
2002-2004 東京藝術大学大学院修士課程油画専攻
2009-現在 東京藝術大学大学院博士後期課程在籍
■近年の主な個展
2010 奥村雄樹とこどもたち:くうそうかいぼうがく(青森編)、国際芸術センター青森 ギャラリーB、青森
2010 くうそうかいぼうがく・落語編、MISAKO & ROSEN、東京
2010 Fantastic voyage、Gallery Augusta、スオメンリンナ島、ヘルシンキ
2011 煙突を潜望鏡に変える、project room sasao、秋田
■近年の主なグループ展
2009 ラブラブショー、青森県立美術館、青森
2009 この世界とのつながりかた、ボーダレス・アートミュージアム NO-MA、滋賀
2009 “Now that I’m by myself”, she says, “I’m not by myself, which is
good”、DiverseWorks、ヒューストン
2010 時の流れと絆:日本の芸術家とアメリカ、アメリカ大使公邸、東京
2010 ロボットと美術:身体x機械のビジュアルイメージ、青森県立美術館、青森/静岡県立美術館、静岡/島根県立石見美術館、島根
2011 Super 8、Christopher Grimes Gallery、サンタモニカ

ウェブサイト>>http://www.yukiokumura.com/

OKUMURA Yuki, Artsit Talk “Translation and Invisibleness”
date : Aug. 19, 2011 7:30 pm – 9:00 pm
fee : 500 yen (with 1 drink)
number : 15 people
venue : Midori Art Center (MAC) @ hotel YAMAGAMI
guest: OKUMURA Yuki (artist)

[inquiry]
Midori Art Center (MAC)
3-16-9, furukawa, aomori, 030-0862
midoriartcenter(at)gmail.com

organized by Midori Art Center (MAC)
in coooperation with Hotel YAMAGAMI, Aomori Contemporary Art Centre (ACAC)
sponsored by Aomori Foundation For Science and Cultural Promotion, Asahi Beer Arts Founadation

[artist information]
OKUMURA Yuki (artist)
1978 born in Aomori, Japan. Lives and works in Tokyo.
■Education
1997-2002 BFA, Tama Art University, Tokyo
2000 enrolled at Queensland College of Art, Brisbane, Australia (as an exchange student)
2002-2004 MFA, Tokyo National University of Fine Arts and Music, Tokyo
2009-2012 doctorate course, Tokyo University of the Arts, Tokyo
■Selected Recent Solo exhibitions
2011 Turning a chimney into a periscope, project room sasao, Akita
2010 Anatomy Fiction – rakugo version, MISAKO & ROSEN, Tokyo
2010 Fantastinen matka / Fantastic voyage, Gallery Augusta, Suomenlinna, Helsinki
2010 Yuki Okumura with kids: Fictional Anatomy [aomori ver.], Aomori Contemporary Art Centre Gallery B, Aomori
■Selected Recent Group exhibitions
2011 Super 8, Christopher Grimes Gallery, Santa Monica (upcoming)
2010 Ties Over Time: Japanese Artists and America, Residence of the U.S. Ambassador to Japan, Tokyo
2010 Robots and the Arts: Visual Images in the 20th Century Japan, Aomori Museum of Art, Aomori / Shizuoka Prefectural Museum of Art, Shizuoka / Iwami Art Museum, Shimane
2009 Love Love Show, Aomori Museum of Art, Aomori
2009 Touch the World, Borderless Art Museum NO-MA, Shiga
2009 “Now that I’m by myself”, she says, “I’m not by myself, which is good”, DiverseWorks, Houston

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Re Fort PROJECT 5 screening & talk / 上映会&下道基行トーク

かつてこの街でも戦争があった。

海の向こうの砲台跡から打ち上げられた花火。
皆既日食の昼空で、打ち上げ花火は見えるのだろうか?

アーティストの下道基行氏をお招きし、彼を中心に実施したRe Fort PROJECT 5のドキュメント映像DVDの上映会とアーティストトークを実施します。冷たいお酒をのみながら夏のひとときをのんびりと楽しみましょう。

日 時:2011年7月30日(土) 19:30 – 21:30
参加費:500円(1ドリンク付き)※スペシャルメニュー=山口の地酒
定 員:20名(先着順)
会 場:Midori Art Center (MAC) @ ホテル山上
ゲ ス ト:下道基行 (アーティスト / 写真家)
Re Fort Project 5 DVD絶賛発売中 2,000円

【お問合せ・お申し込み】
Midori Art Center (MAC)
〒030-0862 青森市古川3-16-9
midoriartcenter(at)gmail.com ←(at)を@に変更してください。

主催:Midori Art Center (MAC)
協力:ホテル山上、青森公立大学 国際芸術センター青森 (ACAC)
助成:青森学術文化振興財団、アサヒビール芸術文化財団

>>上映会フライヤーダウンロード(PDF/4.8MB)

【概要】
2009年の夏にアーティストの下道基行を中心に、関門海峡を挟んで対峙する山口県下関市と福岡県北九州市を舞台に実施したRe Fort PROJECT 5とはいったいなんだったのか。
今年の3月に東京は馬喰町の武蔵野美術大学が運営するギャラリーαMでのRe Fortアーカイブ展に合わせて、プロジェクトの際に参加者が撮影した映像を用いたドキュメントDVDを出版しました。ところが展覧会は東日本大震災の発生によりわずか1週間で閉鎖され、その関連イベントとして3月12日に企画されていてた下道×服部の対談も当然中止となりました。なんだかすごく中途半端なかたちになってしまったRe Fortについてもう一度ゆっくり考えてみようということで、今回青森MACにてRe Fort PROJECT 5の作品上映会と下道基行を招いてのアーティストトークを開催します。

下道基行は宅配ピザのバイト中に弾痕の残る巨大で無骨なコンクリートの構造物を発見し、それがかつて戦争のためにつくられた建物で、同じような建物が日本全国に多数存在しているということを知り、それらを「戦争のかたち」とよび、全国を旅しながらそれらをカメラで捉え、2005年に『戦争のかたち』という書籍をリトルモアから出版しました。これら「戦争のかたち」は長い年月を経て、私たちの生活する日常の風景に妙にしっくりくるかたちで埋め込まれていたり、あるいは周囲にものすごい違和感を醸しながらも新しい風景を生成したりしています。
近年これらの「戦争のかたち」がかつてあった戦争の歴史を伝えるモニュメントとして保存されつつあります。保存の対象となる場合、多くの遺構は広島の原爆ドームと同じように周囲を柵で囲われて、遠くから眺めるだけのモニュメントとして「保存」されます。一方であるものは住居として活用されていたり、動物園の猿山となっていたり、またあるものは公演の花壇となったりと、モニュメント化とは異なった「保存」や「活用」をされている遺構も多数存在します。また、海外ではアートセンターや娯楽施設として転用されているものもあるようで、実際に遺構の空間を内部から体験できるかたちで、積極的に「保存」されているものも多数存在します。

ざっくり述べると、Re Fort PROJECTは戦争遺構を独自の手法で再利用し再生するプロジェクトです。下道は2004年から、日本全国で放置されている戦争の遺構をスクウォットし、イベントを行ってきました。このような遺構の多くは過去に国(軍)が造ったもので、現在では建造物自体の権利が曖昧になっていることが多く、さらに建物自体の機能も完全に失われています。それらに一時的に新しい機能を与え、転用します。参加者はこれらの遺構に直接出会うことで、この国と戦争とが地続きであったことにリアリティを感じ、戦争との何らかの接点を持つことになります。ここ数年、戦争体験者が減少していくことを受けて、行政による遺構の見直しが始まっています。しかし、遺構を柵で囲み“平和公園化”や“モニュメント化”することは、むしろ遺構の持つ時間の流れを遮断し、歴史に遺構を埋没させていくことにもなるでしょう。Re Fortでは、保存対象にならないような遺構に対して、その都度さまざまなアーティストがそれに合わせた趣向で一時的にリノベーションを試みます。風景や歴史や遺構との向き合い方を考察する。

Re Fort PROJECT 5では、皆既日食が起こった2009年7月22日午前10時56分に北九州市の古城山砲台跡地から花火を打ち上げ、関門海峡を挟んだ対岸の下関市火の山公園砲台跡地を中心に、下関市内十数ヶ所から花火を鑑賞・撮影しました。そして参加者が撮影した映像を11台のモニターを用いたビデオインスタレーションとして再構築し、Maemachi Art Center (MAC)(=山口MAC)にて展覧会として約1ヶ月間公開しました。

今回上映するDVDは、参加者がそれぞれの地点で撮影した映像素材を用いてドキュメント映像作品として再構成したものです。

Re Fortを下道氏と一緒に山口MACを拠点につくりあげた経験は、実は現在の僕にとって非常におおきな起点となっています。公共機関ではないプライベートな団体だからこそできること、そして最大限に楽しむべき「遊び」としてのプロジェクトの発見。小さなモチベーションが共感を生み、関係者独自のネットワークが最大限に活用されるかたちで実現されるプロジェクトのあり方。そんな様々な可能性を見出し、青森でもMACを展開し活動していこうと思った原点がRe Fortにあります。

ということで、下道氏によるトークからスタートし、映像作品を上映し、ご参加いただくみなさまと一緒に色々お話が出来ればと思います。
わたしたちの多くは戦争を経験していないけれど、大地震が引き起こした千年に一度といわれる巨大津波と原発による大事故をいままさに体験しています。そんな状況において、すぐそばで何が起こっているのか、あるいは何ができるのか「想像してみること」は非常に重要だと思います。かつて存在した戦争について、または今我々のすぐそばで引き起こっている事態についてRe Fortを介して一緒に考え、山口のおいしいお酒を飲みながらのんびり語り合いましょう。

服部浩之(MAC主宰)

【アーティスト情報】
下道基行(SHITAMICHI Motoyuki)

1978年岡山生まれ。幼い頃は考古学者にあこがれていた。美術大学卒業後、日本全国をバイクで巡り、戦時中に建てられた機能を失った遺構の現在を風景と共に撮影し、2005年には写真集『戦争のかたち』(リトルモア)として発表。現在は、その続編となるアジアの国々を巡るシリーズ〈torii〉、そして祖父が趣味で描いた絵の在処を探していくシリーズ〈日曜画家〉などを制作。風景に埋没していく記憶や人の営みに着目し、写真や文章やインスタレーション等で作品を作っている。
http://m-shitamichi.com/
■略歴
1978 岡山県生まれ
2001 武蔵野美術大学造形学部油絵科卒業
2003 東京綜合写真専門学校研究科中退
■主な個展
2011 『bridge』、Gallery αM 、東京
2011 『Re-Fort Project Archive』、Gallery αM 、東京
2011 『Dusk/Dawn / おやすみのかなた』、Nap gallery、東京
2010 『日曜画家/Sunday Painter』、水戸芸術館クリテリオム79、茨城
2010 『RIDER HOUSE』、Midori Art Center (MAC) 、青森/Kajico、岡山
2009 『Air/空』、梅香堂、大阪
2008 『Fantomes』、エスパスジャポン、パリ
2008 『戦争のかたちーMémoires de guerreー』、エスパスジャポン、パリ
2007 『Pictures』、新宿眼科画廊、東京
2005 『戦いのかたち』、INAXギャラリー2、東京
■主なグループ展
2011 『TOKYO STORY 2010』、Tokyo Wonder Site Shibuya、東京
2011 《Sunday Creators》、『絶滅危惧・風景』、Beaker project、大阪近代美術館準備室、大阪
2010 『共鳴する美術』、倉敷市立美術館、岡山
2010 『岡山美の回廊』、岡山県立美術館、岡山
2009 『ATOMIC SUNSHINE』、沖縄県立博物館・美術館、沖縄
2008 『VOCA展』、上野の森美術館、東京
2007 『金庫室のゲルトシャイサー』展、旧日本銀行広島支店、広島
2006 『Re-Fort Project』展、中崎透遊戯室、東京
■ワークショップ
2010 『見えない風景』、国立国際美術館、大阪
2010 『HOME-MADE STORY』、明治大学、東京
2009 『HOME-MADE STORY』、秋吉台国際芸術村、山口
■アーティスト・イン・レジデンス
2007-2008 Cite International des Arts (1年間滞在)、パリ、フランス
2010-2011 Tokyo wonder site Aoyama (1年間滞在)、東京

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【viewkoma2 report】見える/見えない/映像/実像/音/光

5月27日(金)に堀尾寛太&梅田哲也によるDVD「viewkoma2」発売記念ライブを開催しました。MACでははじめての試みとなる客席を設置してのライブで、15名弱のお客さんがご来場。狭いスペースですが、いい感じの親密感で集中したパフォーマンスとなりました。
入口側のガラス面前のロールスクリーンを全て下ろし、それにパフォーマンス中の影や映像を投影します。パフォーマーの二人は観客席の背後のトイレへ抜ける前室にそれぞれのデバイスを設置して、スクリーンをみながら、そこに映し出す多様な像を生成していきます。梅田堀尾両氏それぞれが、DIY的な簡易電子工作をベースに、秋葉原で手に入る細かな電子部品と廃材などを組み合わせて、電気と磁気を帯びたおもちゃのような機器を無数につくりだし、それらの発する音や光を共演させるかたちで音と光の空間をつくっていきます。
プロジェクターの光の前で、ふたりの動きやデバイスたちが影絵のようにスクリーンに映し出され、またカメラとプロジェクターが接続された際には、彼らの手元の映像やデバイスたちが直接映し出されます。彼らは鑑賞者からは見えないデッドスペースで演奏しているので、たまたまスクリーンに彼らの像が映し出されたときしか観客はふたりの動きを知ることはできません。実は見えないところでのふたりの動きはとても面白くて、でも観客のみんなはずっとスクリーンを見ているっていうなんだかちょっともったいない状況もありました。また、ふたりのプレイが映画的だったなという印象を受けました。というのは全体構成のなかでわりと演出性が高く感じられる場面がしばしばあって、笑いを誘うシーンが仕込まれていたりと、なにかしらの物語構造を見ていた気分もありました。また、観客が映像だけを見る状態になったことで、その演出感はより強まったのかもしれません。正面の映像に加えて、奥でのふたりの淡々とした振舞いを観客がチラ見できる構造があったらもっと面白かったでしょうね。
いずれにしてもスペースの特性や構造を読み込んで構成した、その場かぎりのライブであることは間違いないので、そういうサイトスペシフィックな面白さは充分ありました。ただ、その構造を最大限に活かしたライブを組み立てられたらほんとにすごいものになるだろうなと思います。そういう可能性を感じさせてくれる、構造自体に面白さのあるライブでした。

それにしても、ふたりの用いるデバイスや素材が動き出して音を発すると、どれも生き物みたいに見えてくるのがとても印象的でした。
梅田くん、寛太くんほんとに素敵なライブをありがとう。また来てください。

観客のみなさんは正面のスクリーンをみます。二人は奥でプレイ。

デバイスたち。次々に様々なものが登場します。

こんな感じでプレイしてます。

正面のロールスクリーンにはこんな感じで奥の映像が映し出されます。

プレイしてます。

梅田くん。

堀尾くん

プレイ後の様子はこんな感じでした。後の祭り。

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waf 報告会 by 淺井裕介、遠藤一郎、おおくにあきこ、おかず&高須賀千江子

6月1日のイベントのご案内です。

★Wall art festival報告会 in 青森★
日時:2011年6月1日(水)19:30 – 21:30
会場:Midori Art Center (MAC) @ hotel YAMAGAMI
料金:500円(チャイ付き)
出演:淺井裕介、遠藤一郎、おおくにあきこ、おかず、高須賀千江子
インドでの芸術祭の報告トーク、写真展、パフォーマンスなどを実施します。
※募金をお願いします。

インド、ヒバール洲スジャータ村にあるニランジャヤスクールでおこなった芸術祭Wall Art Festivalの報告会を、Wall Art Projectのおおくにあきこさん、おかずさんと、招聘アーティストの淺井裕介さん、遠藤一郎さん、高須賀千江子さんをお招きして開催します。

Wall Art Festivalについて、WAFウェブサイトを参照しつつ、簡単にご説明いたします。

2006 年、日本の大学生50人がアルバイト代で、ニランジャナスクールに校舎を贈ったところからはじまるそうです。もともとニランジャナスクールは、教育システムが整わないこの村のインド人青年によって創設された青空スクールでしたが、現在は400 人ほどが通っており、併設の孤児院においては22人が寝泊まりしながら勉強をしているそうです。
しかしながら世界各地からの寄付を頼りにした運営は常に苦しく、未整備の部分も多いです。学校支援は建てたことから始まることを改めて自覚したメンバーは、現状を伝え、改善の方向に向かう方法を模索しました。
その方法として、ニランジャナスクールの白い壁に絵を描く芸術祭を開催することにしたそうです。貧しい地域から、ハイレベルの芸術祭を発信することで、地域のエンパワーメントを図り、世界の注目を集めるきっかけとします。ゆくゆくは現地にハンドオーバーすることも視野に入れる、考え方などのソフトを提供する新しい支援のカタチを模索しているとのことです。
第2回のWAFは2011年19~21日の3日間開催し、5000人余りが来場、日本からも20人がボランティアとしてさんかしたそうです。

【ウォールアートフェスティバル イン ニランジャナスクール2011 】概要
●開催日:2011 年2 月19、20、21 日(土・日・月)
●開催場所:ニランジャナスクール(インド ビハール州 ブッダガヤ スジャータ村)
●2011年参加アーティスト:淺井裕介・遠藤一郎・N.S.HARSHA
特別参加アーティスト:Raj Kumar Paswan(ミティラー画家)
パフォーマー:高須賀千江子(コンテンポラリーダンサー)
●オフィシャルカメラマン:三村健二
●オフィシャルインタープリター:杉本昭男
●主催:ウォールアートプロジェクト(おおくにあきこ・浜尾和徳)

写真はすべてWall Art Projectの提供になります。
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viewkoma2 by 堀尾寛太 + 梅田哲也 DVD発売記念ライブ

MAC今年度最初のイベントのお知らせです。
第一弾として、急遽素敵なライブを開催します。
堀尾寛太と梅田哲也によるDVD「viewKoma2」の発売を記念して、お二人をお招きしたライブイベントを開催します。

■MAC performance piece

【viewkoma2 by 堀尾寛太 + 梅田哲也 DVD発売記念ライブ】

出演:堀尾寛太、梅田哲也
日時:2011年5月27日(金) 20:30開場 21:00スタート
会場:Midori Art Center (MAC) @ hotel YAMAGAMI
料金:¥2,000(1ドリンク+DVD付き)、または¥1,500(1ドリンク付き)
定員:先着20名(予約優先とします)
予約:midoriartcenter(at)gmail.com ←(at)を@に変換してください。

主催:Midori Art Cneter (MAC)
共催:堀尾寛太+梅田哲也
助成:青森学術文化振興財団

堀尾寛太は日常的な物質に電磁石やモーターなどを組み合わせた自作デバイスによって、生物のような不可思議な動きをもった音世界をつくりだします。一方で梅田哲也はテレビなどの家電や扇風機のような日用品を改造し組み合わせた装置を用いて音と光による独自の現象世界を生み出します。堀尾は大友良英による美術館でのサウンドプロジェクト《ENSEMBLES》(水戸芸術館、2010)に参加したり、ソロでもサウンドインスタレーションを発表するなどの活動を展開し、梅田はあいちトリエンナーレなどをはじめとする美術展でもインスタレーションとして独特の世界を築きあげています。

ちなみに梅田哲也は青森は2度目のライブです。
一度目は2010年3月のACACでのワークショップ&個展「空間の法則/現象の方程式」MACでの下道基行展でのオープニングパフォーマンスでした。どちらもすばらしいイベントでした。
そして、堀尾寛太は青森初登場&初ライブです。
みなさま是非お見逃しなく。



★DVDクレジット★
viewKoma2
演奏:堀尾寛太 + 梅田哲也
超特別ゲスト:植野隆司
NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]企画展「みえないちから」関連イベント(2011年1月22日)にてライブ収録
オーディオ・コメンタリ:畠中実 + クワクボリョウタ
スチル撮影:松尾宇人
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performed by Horio Kanta + Umeda Tetsuya
very special guest : Ueno Takashi
live recoreded at NTT Intercommunication Center [ICC] (Related event of the exhibition Vibrations of Entities, 22nd Jan, 2011)
audio commentary by Hatanaka Minoru + Kuwakubo Ryota
photo by Matsuo Ujin

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